クカバラベーカリー
雑記帳

Kookaburra

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パソコンもラザニアもこなしたい。

Jun 15, 2019 | アルゼンチン, 料理, 旅の便り

ここ数日新しいブログの作成に悪戦苦闘している。
どうもパソコン関係のことは興味を持って向かえなかったのだけど、ここへきて少し自分の姿勢が変わってきた。人生を自分でカスタマイズしている人はみな舞台裏で面倒な作業もこなしている。そう気づかされる場面にいくらか出会った。
苦労はあっても楽しまないとと私は心底そう思って生きているから、とにかく好きなことを何でもやってみるのに越したことはない。でもだからって興味のないことに敢えて自ら苦手意識を持つ必要はないわけで、脳みそって「これは苦手だな」と念じると途端に機能停止してしまうけれど、得意でないことでも「ちょっとやってみない?」なんて誘ってみると意外と協力的に取り組んでくれるからとても不思議だ。教えてくれる人がいればベストだけれどとにかく自分でやってみるのがいい。今はインターネットでなんだって検索できちゃうわけで、「よし、いっちょやってみるか」とどっしりした気持ちで向かえば案外できるもの。やってできないことはないなーなんて、少しづつ出来上がってゆくブログのページを眺めてほれぼれとしてしまう。苦手を払しょくするのは楽しい。
ブエノスアイレスは雨。午後中パソコンと向き合って脳みそも溶け始めたころカフェを出て小さなデリでチーズを三種類買って帰った。宿に戻ると彼がこちらは得意のパソコンをいじっている。料理はさほど興味がない彼のレパートリーを増やすことがこの旅での私の勝手な使命。お互いにもう知っていることに専念して役割分担するのは効率的だけれど、脳みそのシナプスは今か今かと新しい情報を待っている。
晩御飯はラザニア。ボロネーゼにはアルゼンチンのおいしいチョリソーを少し絞って加えた。たっぷりのきのことハーブに今日はぴりっとおいしいチリも少し。覚えたてのベシャメルソースを真剣なまなざしで混ぜる彼。「小麦粉をバターと混ぜてるんじゃなくて、小麦粉をバターで炒めているんだよ」と火を止めて小麦粉を練る彼に説明する。口出し加減が難しい。牛乳を加えて沸騰させ、最後にチーズを落とす。メルボルンのレストランで働いていたころ、よくこのソースを大鍋いっぱいに作った。マンチェーゴとパルメザンのクリームコロッケ。シンプルでとてもおいしい。朝用意しておいたパスタ生地を伸ばす。ラザニアの生地はパスタメーカーがなくてもワインボトルで伸ばして作れば多少厚くてもおいしくできる。ボロネーゼ→茹でたパスタ→ベシャメルソース→チーズの順に層を繰り返してオーブンにぶち込む。宿の人が買ってきてくれたおいしいワインを先に開けて、みんなほろ酔いになったころチーズのこんがりと焼けるにおいが漂ってきた。
ラザニアもワインも皆でぺろりと平らげた。いい仲間との夜は切り上げるのが難しい。今夜もついつい夜更かししてしまった。

ークカバラベーカリーの中南米旅行記???アルゼンチン編