2019年5月
サンティアゴから南へおよそ3時間、サンタクルスはワイナリーで有名なColchaguaの丘にある。ワイナリー巡りはツアーに参加することもできるが、個人で訪れてお気に入りを見つけるのも楽しい。個人の場合にも、それぞれのワイナリーがツアーを催しているので時間が合えば参加して、製造過程や貯蔵庫なんかを見学できる。平日は閉まっているところも多いので予め確認するのが得策。時間があればサンティアゴから少し足を延ばして、静かなワイナリーでチリのおいしいワインを味わってみては?
訪問時期
人気はぶどうの収穫期に当たる3月から4月。毎年3月には収穫祭Vendimiaも催される。→https://www.facebook.com/VendimiaDeSantaCruz/
これ以外の時期でも問題ないが、ワイナリーを楽しむなら気候のいい春か秋が好ましい。
交通手段
町そのものはとても小さく大抵のところは徒歩圏内。便利なのはコレクティボ(Colectivo)と呼ばれる相乗りタクシー。チリのコレクティボは必ず窓に料金が表示されているので、乗る前に値段をチェックして乗車時に支払いを済ませるのがトラブルがなくベストだ。Valle de Apartaのワイナリーへはタクシーが必要になるが、大抵は値段を上乗せしてくるので宿泊先で相場を聞いて値段交渉してから乗車しよう。
見どころ
ワイナリー巡りのメインとなるのが町の北側に位置するValle de Aparta 。人気のワイナリーViña LapostolleやViña Montesがあるのもこの丘だ。個人的におすすめなのが同じエリアにあるViña Las Niñasや、町から近いViña Laura Hartwig。どちらもこじんまりとしたワイナリーで、こだわりのワインが飲める。
その他のワイナリーを含む詳しい紹介はこちらを参照。
時間の経つのを忘れてしまうサンタクルスのワイナリー。写真はViña Laura Hartwig |
町中にあるClub Unión Social Santa Cruzはチリの家庭料理が楽しめる老舗のレストラン。ワイナリーでフルコースを食べるよりも良心的で誠実な料理が味わえる一押しのレストランだ。
おまけ
カルメネレ
チリで有名なブドウがカルメネレ(Carménère)という、もともとフランスからやって来た品種。病気により同じ品種がフランスで壊滅して以降、希少価値の高いチリのワインとして注目されるようになった。サンタクルスへ来たのなら是非、本場のカルメネレを味わってみよう。