クカバラベーカリー
雑記帳

Kookaburra

bakery

旅の手帳

Travel note 

メンドーサ、自転車でワインを飲みに行く。ーMendoza

アルゼンチン屈指のワイン生産地メンドーサ(Mendoza)。北から南へ長く延びるアンデス山脈の麓に位置し、南米大陸一高い山Aconcaguaを持つ。食の聖地としても知られる人気の観光地だ。おいしいワインも食べ物も手ごろで気軽に楽しめるのが嬉しい。

行き方

アルゼンチンの西端に位置するメンドーサへはサンティアゴから(国境を越えて)およそ8時間のバス旅。ブエノスアイレスやコルドバなどその他の主要都市からも長距離バスが出ている。

 

時期

人気はぶどうの収穫期に当たる3月から4月。毎年3月には収穫祭Vendimiaも催され、この時期はかなり賑やかになる。これ以外の時期でも問題ないが、ワイナリーを楽しむなら気候のいい春か秋が好ましい。

 

交通機関

市内の交通手段はバス、路面電車またはUberが便利。公共交通機関の利用には専用のカードが必要になる。カードの購入と課金は通りに点在するキオスクで。数日間の滞在ならほかの乗客に現金を払ってカードを借りるという手もある。

 

見どころ

●●市街地●●

こじんまりとした市街地には派手な見どころはない。規模は小さいものの、中央マーケットMercado Centralは食の聖地という名に恥じないこだわりのワインや食べ物が揃い、低予算のバックパッカーには特におすすめ。町の西側にあるParque San Martínは広々とした散歩するのが気持ちいい公園だ。

 

●●ワイナリー巡り●●

メンドーサのワイナリー巡りを手軽に楽しめるのがMaipú地方。町からはバスか、トラムとバスを乗り継いでおよそ1時間のところにある。(グーグルマップでその都度最短の交通機関を確認するのがよい。)Maipúにはレンタサイクルのお店が複数あるので、ここで自転車を借り周辺のワイナリーが載った地図をもらって出発しよう。おすすめはMaipu Bikes Rental BikesMr. Hugo’s Bicycle Rental。繁忙期以外なら通常予約は不要だが、早めに出かけるほうが確実。基本的に走りやすい道だが、犬が苦手な人は無理せずUberかタクシーを使おう。基本的には飼い犬なので、追ってきても叱りつけて走り去ればそれ以上はついてこない。詳しくは「旅の心得」の注意事項を参照。

この地域の人気はBodega TrapicheBodegas López Mendozaなど、とにかくワイナリーが多くて選びきれない。筆者のおすすめはBodega Tempus AlbaRutini Wines。前者は程よい規模のワイナリーで、眺めのいいテラス席に座っておいしいReserva(長く熟成されたもの)が飲める。後者は雰囲気のいい蔵の中でこれもまたとてもおいしいワインが味わえるのだ。隣接された博物館には歴代使用されてきた道具が展示され、ワインづくりの歴史や工程が学べる。そのほかBodega Viña el Cernoは有機ワインの飲めるワイナリーとして人気がある。どこのワイナリーも敷居が低くどんな質問にも快く答えてくれるので、ふだんそれほどワインを飲まないという人にもおすすめ。

Maipú以外にもLuján de CuyoValle de Ucoなど、ワイナリー巡りで人気のある地域は複数ある。メンドーサの街からたくさんのツアーが出ているので、これをチェックしてみるのもいいだろう。 

●●ハイキング●●

メンドーサ西側のアンデス山脈にはAconcaguaという6,962メートルの山があり、ハイキングを楽しみにここを訪れる人も多い。頂上まではおよそ20日間のハイキング。ベースキャンプConfluenciaまでなら日帰りで、Plaza Franciaまでなら3日間で往復できる。町から出ているツアーに参加するか、もしくはレンタカーやバスで登山口となるValle de los Horconesまで行って個人で歩くという選択がある。(※頂上までのハイキングは必ずツアーで。)個人での登山を考えるなら事前に宿泊施設や観光案内所でよく確認し、Maps.meなどのオフラインマップをダウンロードして早めに出かけよう。

 

おまけ

「マルベック(Malbec)とレッセルバ(Reserva)」

メンドーサのワインと言えばマルベック。とは言えワイナリーによっても好みによっても異なるのであまりこだわらず好きなタイプのものを試飲するのがいい。事実この地域でとてもおいしい白ワインを作っているところも数多くある。長く熟成されたReservaは大抵どこもおいしい。ワイナリーで出されるReservaはスーパーで見かけるそれと表示されたものよりも確実においしい!というのが筆者の感想。普通のものよりも値段は上がるものの南米のワインはとても手ごろなので、せっかくワイナリーへ来たのなら少し奮発して是非Reservaを試してみよう。

 

(右上)(ところ変わればルールも変わる。(中上)蔵の中で飲むRutiniのワイン(左上)Rutiniは見学も可