クカバラベーカリー
雑記帳

Kookaburra

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海の子供たち。と、サメの怖いわたし。

Aug 12, 2019 | ブラジル, 旅の便り

波を待って海に漂うけなげなサーファーたちに憧れて、人生初めてのサーフレッスン。


水は好きだけど海が苦手なのはサメがこわいから。美しい座間味でのシュノーケリングも、きれいなサンゴの陰にサメを予感して終始胸をバクバクさせた。サーフィンは見るだけだと頑固一徹生きてきたけれど、暖かいフロリアノポリスの浜辺で絵を描いていると、自分もそこに入ってみたくなる。そんな勢いに任せてサーフレッスンを申し込んだ。当日はここ一番の悪天候で波の荒いこと。ウェットスーツに身を包んだ新米パワーレンジャーみたいな5人の生徒たちを荒波に放置してご機嫌な、日焼けした体操のお兄さんみたいな先生。変な帽子かぶりっぱなしだし。波が凄すぎて前に進むどころかみな横に押されまくる。こんなに和気あいあいとしていないものか。先生の笑い声だけを遠くに聞いた1時間だった。それでもわたしを除くのこりの4人はなんとかボードに立つまでに達して、「初めてのクラスはもっと穏やかなところでやるもんだから絶対あきらめないで」ってみんなの励ましが傷をえぐる。

でもちょっとよかったのは、荒波に転げまわった1時間、サメの心配が頭を(ほとんど)よぎらなかったことだ。8割がたジョーズから来ているわたしのサメへの恐怖なんて煩悩のようなもんで、波に乗ることに必死になっていたら忘れてしまう。頭で考えてばっかりだと不安て大きくなるもので、そういう種類の心配事って思えばたくさんある。

翌朝起きたら肩が上がらなくなっていた。浜辺に出ると、今日もたくさんのサーファーたちが母親を待つ子供のように遠くを見つめて漂っている。また、今度はもう少し穏やかなところで初心者クラスを受けてみようかと思った。

ークカバラベーカリーの中南米旅行記???ブラジル編