クカバラベーカリー
雑記帳

Kookaburra

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飼い主のばか。

Apr 1, 2019 | アルゼンチン, 旅の便り

宿を出ようとしたところで着信音が鳴る。旅のあいだ猫を預かってくれている友人からだ。
うちの猫がそこんちの猫をいびっているらしい。ありゃりゃ。
1年以上も猫を預かれる人ってなかなかいない。候補者が次々と辞退して、半ば無理言って預かってもらった家だった。「いろいろと試したんだけどだめで、ちびがどんどん幅きかせてきちゃってさ、ルナが帰ってこられなくなっちゃって。」と申し訳なさそう。ちびというのはうちの猫で、もらってきたときにはもう大人だったけど、今も片腕にすっぽり収まるくらいに小さい。ノラ猫時代が長かったせいか食い意地はすごいが、どこにでもご機嫌に収まる気のいい猫だ。と、思っていたんだけど。人も猫もいろんな面を持ち合わせているもんで、長いこと暮らした家族のことだって、分かった気でいるがそうもいかない。「うちの子はやさしいから」なんて、親がそう思いたいだけだってこともよくある話だ。
幸いほかに預かってくれる人が見つかって、安心して宿を出た。仲良くなった2匹の猫が玄関まで見送ってくれる。「親ばかってやつだね。」って、顔を見合わせた。

ークカバラベーカリーの中南米旅行記???アルゼンチン編